投 げ つ け て good-bye
PLAY
ワイングラスを少し
傾けたままで
壁の時計ばかりを
見つめるお前

 “今夜は 泊まって行け”
 聞えぬうhりの オレの台詞

キラリ光ったリング
誰がくれたのか
思わせぶりな笑い
もうご免だヨ

 今更 甘い言葉 並べて
 ひきとめようとは しないさ
 お前は いつも勝手気侭な
  男と女の 間を飛び交う
  かもめみたいな奴さ

きっと誰かと 飲みに行くのか
いいさ 今夜は
  投げつけて good-bye
赤いルージュのついた
吸殻が残る
やり場なくした愛が
爆発しそう

 このまま 酔いつぶれて
 それでも少し 眠れぬ夜

部屋に漂う香り
苦しめるだけの
こんな辛さを お前
わからない奴

 いつでも 愛されてる ポーズで
 優しさ一つを 失くした
 お前は いつも勝手気侭な
  男と女の 間を飛び交う
  かもめみたいな奴さ

今は誰かの 裸の胸で
眠る頃なら
  投げつけて good-bye

作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱:大槻剛巳
1978.12.15.